姫路IT系勉強会 Vol.14 「Androidアプリを作ろう!」事前準備など

姫路IT系勉強会 Vol.14

姫路IT系勉強会 Vol.14「Androidアプリを作ろう!」は、ハンズオン形式での開催となりますので、事前にAndroid開発環境をインストールしたノートPCをお持ちいただきます。 ここでは、その準備について述べます。

事前にインストールしておくもの

インストール方法については後述の「Android開発環境のインストール方法」を参照してください。

参考資料

お話される寺園さんの著書も参考にしてください。

Android開発環境インストール方法

Windows

こちらをご覧ください。

Mac

こちらをご覧ください。

Ubuntu/Debian

  • 対象: Debian Sid(Unstable) / Wheezy(7.0), Ubuntu precise(12.04LTS) / quantal(12.10)

Java SE 6のインストール

OracleのJava SEバイナリ配布ページにアクセスし、Java SE 6をダウンロードします。

ブラウザ画面をスクロールさせ「Java SE 6 Update xx」と書かれた横にあるJDKのダウンロードボタンを押します。一番上に表示されている「Java SE 7u13」ではないのでお気をつけください。

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ダウンロードページに移動したら「Oracle Binary Code License Agreement for Java SE」を読み、ライセンスに同意したなら「Accept License Agreement」にチェックを入れます。そして、i386(32bit)アーキテクチャを利用している人は「jdk-6u39-linux-i586.bin」、amd64(64bit)アーキテクチャを利用している人は「jdk-6u39-linux-x64.bin」をダウンロードします。 rpm.binと書かれたファイルはrpmパッケージシステム用のファイルなので、間違えないようにしてください。

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java-packageのインストール

Javaバイナリからdebパッケージを作成するjava-packageパッケージをインストールします。 ここからはコマンドラインの作業になるので、GNOME Terminalなどの端末を起動し、コマンドラインからインストール作業をおこないます。

Debian Sid/Wheezy(7.0)、Ubuntu Quantal(12.10)

sudo apt-get install java-package

Ubuntu Precise(12.04)のみ

wget http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/pool/multiverse/j/java-package/java-package_0.50ubuntu1_all.deb
sudo dpkg -i java-package_0.50ubuntu1_all.deb
sudo apt-get -f install

Debian Squeeze(6.0)のみ

wget http://ftp.jp.debian.org/debian/pool/contrib/j/java-package/java-package_0.50+nmu2_all.deb
sudo dpkg -i java-package_0.50+nmu2_all.deb
sudo apt-get -f install

debパッケージの作成とインストール

make-jpkgコマンドを使いダウンロードしたJavaバイナリのdebパッケージを作成しインストールします。

make-jpkg jdk-6u39-linux-i586.bin
dpkg -i oracle-j2sdk1.6_1.6.0+update39_i386.deb
sudo dpkg -i oracle-j2sdk1.6_1.6.0+update39_i386.deb

Javaのバージョン確認

Debian/Ubuntuでは複数のJava VMを切り替えて利用できますが、Java SE 6がデフォルトに設定されているか確認をします。

java -version

以下のように表示されればJava SE 6がデフォルトになっています。(1.6.0以下のバージョンはダウンロードをした時期により異なります。)

java version "1.6.0_39"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.6.0_39-b04)
Java HotSpot(TM) Client VM (build 20.14-b01, mixed mode, sharing)

もし、OpenJDKなどが選択されている場合は、update-alternativeコマンドを使いJava SE 6を使用するように変更します。

sudo update-alternatives --config java

複数のJava VMがある場合、(登録されているJava VMの数にもよりますが)以下のように表示されるので「/usr/lib/jvm/j2sdk1.6-oracle/jre/bin/java」の番号を選択します。

sudo update-alternatives --config java
alternative java (/usr/bin/java を提供) には 5 個の選択肢があります。

選択肢    パス                                          優先度  状態
------------------------------------------------------------
* 0            /usr/lib/jvm/java-6-openjdk-amd64/jre/bin/java   1061      自動モード
  1            /usr/bin/gij-4.6                                 1046      手動モード
  2            /usr/lib/jvm/j2sdk1.6-oracle/jre/bin/java        315       手動モード
  3            /usr/lib/jvm/j2sdk1.7-oracle/jre/bin/java        317       手動モード
  4            /usr/lib/jvm/java-6-openjdk-amd64/jre/bin/java   1061      手動モード
  5            /usr/lib/jvm/java-7-openjdk-amd64/jre/bin/java   1051      手動モード

  現在の選択 [*] を保持するには Enter、さもなければ選択肢の番号のキーを押してください: 2
  update-alternatives: /usr/bin/java (java) を提供するために 手動モード で /usr/lib/jvm/j2sdk1.6-oracle/jre/bin/java を使います

Android SDKのインストール

ダウンロード

Android SDKダウンロードページにアクセスし、Android SDKをダウンロードします。

「ADT Bundle」と書かれたところのi386(32bit)アーキテクチャを利用している人は「Linux-32bit」、amd64(64bit)アーキテクチャを利用している人は「Linux-64bit」をクリックします。

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「Terms and Conditons」のページに移動するので、ライセンスを読み、同意したなら「I have read and agree with the above terms and conditions」にチェックを入れダウンロードします。

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インストールと設定

ダウンロードしたアーカイブをホームディレクトリに展開します。

unzip adt-bundle-linux-x86.zip -d ~/

Android開発環境のコマンドラインがある場所をPATHに追加します。

echo 'export PATH=$PATH:~/bin/android-sdk-linux/tools/:~/bin/android-sdk-linux/platform-tools/' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc

Android SDKの「/home/(ユーザー名)/adt-bundle-linux-x86/sdk/tools」がPATHに追加されているか確認します。

echo $PATH
/usr/lib/lightdm/lightdm:/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/sbin:/bin:/usr/games:/home/(ユーザー名)/adt-bundle-linux-x86/sdk/tools:/home/(ユーザー名)/adt-bundle-linux-x86/sdk/platform-tools

Eclipseの起動と設定

ホームディレクトリに展開した「~/adt-bundle-linux-x86/eclipse」以下にeclipseがあるので起動します。

~/adt-bundle-linux-x86/eclipse/eclipse

日本語メッセージカタログの追加

Eclipse Babel Projectのメッセージカタログを利用して、インターフェースを日本語表記にします。

Eclipseメニューから、**「Help」-「Install New Software…」**を開きます。次に、Addボタンを押し、Name(適当に。ここではわかりやすくEclipse Babel Project)とLocationを入力します。

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メッセージカタログ一覧が表示されたら、**「BabelLanguage Packs in Japanese」**にチェックを入れ、Nextボタンを押します。

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アイコンの設定

Eclipseを起動するためのアイコンを登録します。端末からgnome-desktop-item-editコマンドを起動します。

gnome-desktop-item-edit ~/.local/share/applications/ --create-new

「ランチャーの作成」ダイアログが開くのでEclipseを登録します。

  • 名前: Eclipse
  • コマンド: /home/(ユーザー名)/adt-bundle-linux-x86/eclipse/eclipse
  • アイコン: /home/(ユーザー名)/adt-bundle-linux-x86/eclipse/icon.xpm

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これでアプリケーションとして登録されたので、「Eclipse」で検索をしてランチャーなどに登録します。